Sカサゴの飼育方法や釣り方

カサゴの生態

海の堤防や磯等で大人から子供まで手軽に釣れるカサゴについての生態を説明しています。

カサゴの呼び方

手に持ったかさご

カサゴは、ご存知の通り海水魚です。地方によって様々な呼び方があります。魚図鑑では、カサゴ目フサカサゴ科カサゴと記載されています。これは標準和名という呼び方ですね。漢字で書くと「瘡魚」や「笠子」または「鮋」と書きます。なんか難しい字です。釣るのは割と簡単ですが。。。

一般的にはカサゴですが、大分県や愛媛県などでは、「ホゴ」と呼ばれています。福岡や長崎方面では、「アラカブ」。関西方面では、「ガシラ」です。

私の住む地域は大分県です。魚釣りで他県から来た方と話をする時に「ホゴ」と言っても通じない場合が多々あります。やっぱり「カサゴ」と言った方が良いですね。

カサゴの生息域

堤防で釣ったかさご

カサゴは、本州、四国、九州の海には生息しています。しかし、近年では北海道でも釣れるようになりました。温暖化の影響でしょうかね。

カサゴは、岩礁帯を好み、磯やゴロタ場(ゴロタ石が点在する海底)、防波堤などのテトラポットの間にも生息しています。ようするに隠れる場所がある所に生息しています。

この魚は、見た目とは反して臆病者です。昼間は、岩の割れ目やゴロタ石の下、テトラポットの間に隠れています。夜になるとそういう場所から出て来て捕食活動をします。昼間でも捕食活動をしますが、住家から出て来て行うことはあまりしません。と、思っていたのですが、ウキフカセ釣りをしていると、エサが上から沈んで行くと、それにめがけて底からピューッと2mぐらい浮いて来てパクっと食いついて釣れた経験が何回かあります。条件次第では獰猛にエサを食うんです。たぶん、泳いでいる小魚を素速く捕食しているんでしょう。

やはり、これが水槽で飼ってみると驚きの行動をするんですよ。その経験は、「カサゴの飼育方法」で記載しています。